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鼻づまりが酷い時はアレロックが効果的

2020年03月30日

花粉症の場合、まずはじめにくしゃみが大量に出始め、それと同時に鼻水が多く出るようになり目のかゆみも起こってきます。この反応は花粉症の3大症状とも呼びますが、この3つは即時相反応と呼ばれ、ヒスタミンがヒスタミンH1受容体と結合することによってすぐにアレルギー症状が現れます。一方、鼻づまりはアレルゲンが体内に入ってもすぐには出てこない症状で、遅発相反応といいます。

鼻づまりは鼻の粘膜が腫れることによっておこります。鼻の粘膜にはたくさんの毛細血管が通っているのですが、この毛細血管は常に同じ太さで血液を通しているわけではありません。何らかのことが原因となり、拡張と収縮をしており、それに伴って鼻の粘膜も腫れたり腫れがひいたりしています。花粉症などの鼻炎の場合、鼻水はさらさらとした状態であるので、花粉症などアレルギー性鼻炎の鼻水が鼻づまりの原因にはなっていないのです。大人に比べ小さな子どもの場合は特に鼻腔内が未熟で小さいため、すぐに鼻づまりを引き起こしてしまいます。

このような鼻づまりを伴うアレルギー性鼻炎の場合、抗ヒスタミン薬が効果を示します。鼻づまりに良い抗ヒスタミン薬にアレロックがあり、アレロックはオロパタジン塩酸塩が主成分となっている薬です。錠剤のほかにドライシロップはないものの顆粒状になったものがあるので、年齢や錠剤を服用できるかできないかで、どちらかのものを選ぶようになります。

オロパタジン塩酸塩は、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹、皮膚の疾患に伴うかゆみに有効性があり、1日1錠を1日2回朝と寝る前に服用します。抗ヒスタミン薬の中ではジルテックに次いで強い薬であり、速やかに鼻どおりを良くしてくれます。

アレロックは効果がある分副作用も確認されており、主な副作用に眠気や口腔内の渇き、倦怠感といったことや、腹部の不快感、口の横が切れてしまう口角炎や口内炎、下痢や便秘などがあり、集中力が低下することも多いです。ですから、車の運転は控えた方がよく、妊婦や授乳している人は原則禁止、65歳以上の高齢者は慎重に投与するとなっています。子どもには学習能力の低下や集中力の低下がみられるので、行動に変化がないかをよくチェックすることが大切です。

花粉症を発症してから服用しても、鼻づまりを解消してくれるアレロックは、眠気が起きてしまうのが難点な部分でもあります。そのため日中に響かないようにするには、寝る前の服用がもっとも適しています。寝る前に服用をすると薬の効果は就寝中に最も高くなり、さらに寝ている間も鼻どおりが良くなるので、睡眠を妨げることはありません。質の良い睡眠は免疫力を高めるのにとても大切であるので、薬の効果が出る時間帯を就寝中に持っていくようにしましょう。

アレロックは主に鼻づまりを軽減する有効性に優れています。ですから、しっかりアレロックの効果を得るためにも花粉が飛ぶのがひと段落するまでは、毎日継続して服用するようにします。