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効き目が強いジルテックで花粉症が緩和される

2020年02月29日
マスクをかける女性

花粉症などのアレルギー症状の治療として抗ヒスタミン薬が使用されることが多く、抗ヒスタミン薬には内服薬や点鼻薬、点眼薬などの種類があります。抗ヒスタミン薬は第1世代、第2世代と別れており、近年処方されているのは第2世代のタイプです。第2世代は第1世代に比べると副作用が少ないのが特徴で、効き目もさほど弱くありません。

第2世代抗ヒスタミン薬の中で、最も効き目が強い薬にジルテックがあります。ジルテックはセチリジン塩酸塩が主成分の薬で、剤形は白い小さな形をしており、飲みやすいドライシロップもあります。そのため、小さい子供でも飲みやすいようになっていて、ドライシロップの場合は2歳以上であれば服用することができます。成人であれば剤形は粒タイプなので、服用しやすくなっています。

なお、子供の場合、ドライシロップを服用するようになるのですが、服用するにあたって2歳以上7歳未満の小児には、注意が必要な薬です。効き目が強い分、副作用によって集中力が欠けぼんやりすることも出てくるので、子供の行動をよく見るようにします。

セチリジン塩酸塩は、1日1回服用をすると40分でピークに達します。効果が強いまま6時間から7時間は維持をし、その後緩やかな効き目となり最終的には24時間効果を持続することができる薬です。錠剤であれば1日1回1錠の服用でよく飲み忘れの心配もありません。吸収性に優れている薬なので、花粉症の症状がどうにもならない場合に服用すると良い薬です。もちろん花粉症の症状がすでに出てしまっている場合や、免疫機能が低下することによって発症するアレルギー反応にも効果があります。

効果が強い分、ジルテックは副作用も感じることが多いです。多くの人が感じる副作用には眠気があり、このほかに倦怠感や口の渇き、浮動性のめまいが起こることがあります。ほんとうにまれではありますが、アナフィラキシーや血圧の低下などを起こすこともあるので、注意が必要です。眠気が日中に出ないよう就寝前の服用なのですが、日中は車の運転は控えるように薬の添付文書には記載されています。自分は運転ができると思っていても集中力や判断力が鈍っている可能性があるので、過信しないようにしましょう。

そしてセチリジン塩酸塩を含むジルテックは、併用禁忌薬が存在します。テオフィリン、リトナビル、そして中枢抑制剤や塩酸ピルジカイニドです。これらの薬は相互作用を促し、薬の効果をより高めてしまうため副作用を感じやすくしてしまいます。常用している薬がある場合は、その薬とジルテックを並行して服用してよいのか確認をするようにします。

なおアルコールも副作用が出やすくなります。花粉症の時期は歓迎会などが催され、飲酒する機会が多くなるのですが、ジルテックを服用している場合はできるだけアルコールを飲まないようにしましょう。

第2世代抗ヒスタミン薬の中では最も即効性があり、最強クラスの薬と言われています。すでにひどくなってしまった花粉症にも効果があるので、鼻水や鼻づまり、目のかゆみがひどい場合はジルテックを服用するとよいです。